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September 02, 2005

哀悼そして光へ

中学からの同級生で大の仲良しだったMが灯油をかぶり自殺してしまった。
自殺を図ったのは4日前、そして息を引き取ったのは昨夜。

彼女は重い精神病を十年以上も患っていた。
私が彼女に会った最後はちょうど2年前の9月の今頃のこと。奈良の田舎まで会いに来た私と友人を名残惜しそうにいつまでもいつまでも手を振っていた、あの姿がまさか最後になろうとは。

過去に何度も何度も自殺未遂を繰り返していた。
手首の切り傷は無数、2年前には腹部を数回も自分で刺し病院へ、首もカミソリで切るなど、数え切れないくらい。でもいつもいつも致命傷までは至らなくて、本人も過ぎるとケロリとしていた。今回もまたそうだろうと思っていた。病院の医師が「今回は無理です」と言われても私たちは大丈夫だろうと思い込んでいた。

今日の夕方、神戸の仲良しグループの友人のひとりから電話。
「Mが死んだよ、今回は私たち全員に遺書を残していたらしい。いつもは遺書なんか書いてなかったのに、今回は本気だった...。」そう言って受話器の向こうで泣いた。
私は意外にも冷静にその声を聞いていた。

夕方チラシの打ち合わせの為に帰宅してラジオをつけるのをまちがえてテレビのリモコンのスイッチを押してしまった。テレビのスイッチを切ると何か画面の真ん中に人の顔のようなものが、六センチくらい青白く写っている。ギョッとしてもう一度、テレビを付けて消すとまだ消えない。不思議に思いまた付けて消すと今度は消えた。そこでハッと気づいた。もしかして、あいさつに来てた?

実はおとといの深夜、瞑想しながら彼女のイメージと対話を試みた。
その時はちょうど危篤状態。私の中に出てきた彼女のイメージは、意外と楽しそうというか、おだやかなエネルギーに感じられ、オヤ?と思った。もしかしたらこれは本当に彼女は自分からもう行くと決めているのかもしれない。そうであればもうその日が近づいているのかと。であれば私たちは悲しむ必要はないのかもしれない。彼女が決めているのであれば。そう思うと静かな気持ちで私も光を送ることができた。

そして彼女は逝った。短い一生ではあったが、過酷な人生を歩むことで磨かれた魂はきっと最高に輝いているに違いない。


Mへ ありがとう

中学の時いつもしゃべらない私に冗談を言って
私の気持ちを開かせてくれたね
ありがとう

私よりももっともっと過酷な家庭環境にありながらも
それを微塵にも見せない明るいあなたが大好きだった
寡黙だった私が口を開くようになったのはあなたのおかげだよ
ほんとにありがとう

私たち五人はいつも一緒だったね
高校は別だったけど、常にお互い忘れたことはなかった
どれだけ多くの時間を私たちは共有したことだろう?
思い出はいつまでも色褪せることはなく心のなかに生き続けてる

いつも愛をさがし求め続けていたあなたの人生
愛されることを渇望し、報われることがなかった
わかっていたよ、でも私たちはどうすることもできなった
ごめんね、力になれなくて

もう傷つかなくてもいいんだよ
もう自分を痛めつけなくても大丈夫
いまはとても楽になったでしょう?

そして今度こそは愛される幸せな人生を選んで生まれ変わって
また私たちとどこかで笑って再会しようね 約束しようよ
私は毎日あなたの為に光を送り続けるから
今度は私たちを見守っていてね

愛してる、ありがとう、大好きだよ

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Comments

カズさん、今頃は奈良に向かってるのかな?
お疲れ様です☆

今回のエントリー読んだ時は正直なんと言っていいのかわかりませんでした。
カズさんも周りの方々もショックが大きかったことでしょう・・・

でも、天国へ逝ってしまった彼女も目的があってそうしたんですね。
穏やかなエネルギーで良かった☆
きっと良い来世が待ってると思います。
物事の終わりは始まりって事でもあるからね~
ご冥福をお祈りします。

Posted by: あんじぇりか | September 03, 2005 at 09:53 AM

あんじぇりかへ
ありがとうね。
今日告別式に行って、冷静だったんだけれど、
やっぱり出棺の時はみんなで号泣してしまいました。
こんなことでしか全員集合できなかったことを
悔やみましたが、本人が苦しんでいないということは
みんなに伝えてきましたよ。

Posted by: カズ@管理人 | September 04, 2005 at 12:32 AM

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