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November 21, 2004

ミス会議って意味なし

私の勤めている外道印刷会社は、ミス会議というものを行う。
このミス会議というものがとんとくだらない。
どのようなことが話し合われるかというと

・問題は何ですか
・なぜそんな問題がおきたのですか
・その問題がおきたことによってどういう支障をきたしましたか
・なぜそんな事をやったのですか
・誰の責任ですか、誰が悪いのですか

このような会議が行われることによってミスは減るだろうか?
答えは完全にノーである。

この質問を繰り返すことにより、失敗したことを何度も何度も思い出させる、イメージしてしまう。
それに会議の雰囲気は険悪そのものである。
前向きにミスを検討するといいながら、その実はミスした人をなじる会議になっている。
お決まりの言葉は「たるんでいるからミスするんだ」の言葉でオチがつく。
そんな単純なオチで済むのなら、ミス会議をする意味はない。

潜在意識の法則を考えればこれはまったくマイナスの手法である。
マイナスイメージを何度も何度もイメージで掘り起こして、それに対する恐れを植えつけることによって、かならずまた同じようなミスが再発する。
「落ちたらだめだよ」というと間違いなく落ちるというのと同じ。
イメージすればそれに近い状態で実現する。
私はこれを何度も経験した。
実際、今年の三月はミス会議は毎週開かれるけれども、まったくミスは減らなかったのだ。
会社は最終的に個人の給料から引くと言い出した。
輪をかけてミスは続発する。

脅しや圧力ではミスは防げないということがなぜ理解できないのだろうか。
根本原因はみなわかっているはず。
結局この外道印刷会社が仕事量が例年の二割増しているのに、経費節減の名目で人件費を削っていたから。
一時は外注にも出すなと言われていたくらい。
これでは残業代もださないこの会社で社員はどうモチベーションを保てるというのか。
社員は夜中からひどい場合は明け方まで残業し、翌日そのまま定時に出勤している。
それでも会社は当然という顔をして、休日出勤に対しても手当てをカットしていた。
このような無理強いをしている状態でミスをなくせというほうが無理だ。

するとこの別名つるしあげ会議はいまだに続行している。
忙しい頃になるとミスは続発する。
続発するミスを防ごうとさらにプレッシャーや脅しをかければかけるほどにミスはさらに続発する。
今年もその季節が到来した。

でも来月までのがまんがまん。

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Comments

相当ご不満のようで。その気持ちわかります。私も印刷会社に勤めてましたから。
ミスも結構ありましたねぇ。
そいでもって、その会社辞めてからは逆にその会社に仕事を発注するんですが、4件発注して2件ミスというザマ。なにやってんだか、笑っちまいますね。
ここは「間違いやすいから気をつけてね」って、注意しておくと、必ずやっちゃうんですよね。困ったもんだ。

Posted by: パール | November 21, 2004 at 03:03 PM

こんにちは、パールさん。
パールさんのブログもおもしろいですね。
時々立ち寄らせてください。

確かにミスをする側が悪いのはもちろんなんですが、ただなじる、責める会議では何も解決しませんね。
でも効果的に減らす方法ってあるんですよね。
次の記事にはそれを補足します。

Posted by: 管理人@カズ | November 22, 2004 at 12:52 PM

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