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September 28, 2004

沖縄の霊能者ユタ その一

本土が仏教中心なのに対し、沖縄は先祖崇拝である。
よって血縁一族の結束力は本土のそれより数段強い。
お盆正月にはかならず元家に参り、それから次々と家々を回って拝むのである。

ところで祝い事から葬祭まで何かとユタさんが活躍している。
いわゆる霊能者というのか、青森のイタコのように降霊して亡くなった方のメッセージを伝えたり、相談者がお伺いをたてて占いのようにいろんなことを相談したりと、何かあると普通になにごとかを相談しに通っている。
沖縄には医者半分、ユタ半分という言葉がある位だ。

しかし、である。
何年か住んでいるうち、ユタにもいろいろな人がいることがわかってきた。
私の友人のK子さんは一級建築士。
九州から沖縄の設計事務所の社長にその腕を買われ、移住してきたのだ。
その彼女が憮然としながらこんな話をしてくれた。
ある家庭の新築の件で二ヶ月間かかって仕上げた設計書がまったく使い物にならなくなってしまったという。
聞くと、その家族が彼女から受け取った設計図面をユタのところに即持参、結果あそこが悪い、ここが悪いで全部書き直しなのだと。
当然こういう習慣をよく知らなかった彼女が大変な目にあってしまったのは仕方がない。
しかし、それからしばらくしてからまた彼女から聞いた話にはアングリ。
地元の建設業者はその辺はよく心得ていて、あらかじめお客さんの尋ねるユタを調べておいて、先回りする。
そして何万円かのお金を渡して、いろいろ言わないでもらえるよう手を回すのだそう。
設計図をひっくり返すユタもヘンだが、口止め料をもらうユタもなんかヘン。
みんな本当に真剣に家族と家庭の幸せを願って訪ねるのだろうに...。
いったいなんのためのユタ?

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『会社もソロソロアブナイし、今年を逃すと何年先は行けないとおも!』みたいなコトを旦那が言うしで 8月15日の義兄の命日明けてすぐ、沖縄行きが決定しそうです泳がないと思うなぁ だってもうクラゲいるだろうし(←オエエ!!)リゾート満喫♪ ヾ(*≧▽≦*)ノわぁい...... [Read More]

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